ベースメッシュ制作

ダイナメッシュはポリゴンの流れ等の束縛を取り払う、自由形状のスカルプティングをする上で最強のソリューションです。モデルの全体の形状を押すことや引くことで変形し、様々なジオメトリを結合させ一つにまとめたり、ブーリアン演算のように一部を取り払うことも。ダイナメッシュはモデルのポリゴンを均一のサイズにすることで、ブラシストロークの結果が一貫性をもって適用されます。

粘土を針金の基本構造に巻いたことがある人にとってZスフィアの機能は非常にわかりやすいでしょう。簡単な骨格や、棒人間を描き、ZBrushはそれに実際のトポロジーを割り当てます。

マネキンシステムはZスフィアの進化系です。ヒューマノイド形状から、動物形状のライブラリを有し、マネキンはシーンの開始地点として活用でき、モデリングを始める前に思案を可能とします。

スポットライトを使用することで、いかなるテクスチャの色情報であっても、スカルプトされた表面に色情報として投影することを可能とします。また、同じテクスチャをスカルプトのディテールとして、表面に適用することが可能です。

さらに、スナップショット3Dでグレースケールの画像(アルファ)を3Dモデルへ変換することを可能とします。

ソースとなる画像は、加算や減算のブーリアン演算を組み合わせ、複雑な3D形状を制作しましょう。モデルはスカルプトに用いるベースメッシュとして。さらにLive Booleanシステムと組み合わせ、繊細な造形物に。

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"マスクからメッシュ"は他のZBrushの機能と組み合わせてスカルプトする上で、ベースメッシュを非常に高速かつシンプルに生成できるブラシセット(Mesh Extrude, MeshBalloon,MeshSplatとMeshExtrudePropDepth)です。

欲しい形状に沿って投げ縄状のマスキングを使用し、アウトラインを描きます。ZBrushはその描かれた形状を素早く編集可能なメッシュとして生成します。その後、すぐにスカルプトもできますが、アウトラインを調整し加算、減算、穴開けも可能です。形状を調整するとその変化をリアルタイムで反映し、どのような形状になるかを推測する必要もありません。

この機能には2つのモードが存在します。1つは、上で見れるような均一な厚みのフラット形状にコントロールの効くベベルを生成するもの。もう1つは、下で見れるような、中央に向かって分厚くなる風船のような柔らかい有機的な形状を生成するモードです。

シャドーボックスは、マスキングのブラシストロークを用いて、中央に向かって影を投影し体積を描きます。シャドーボックス専用の立方体の正面、側面、底面にマスクを用いてペイントすることで、ダイナミックにそれらの形状が生成される結果が見れます。