新年から新しい創作を: Maxon Oneの1月リリースとして、RedshiftとZBrushの統合などを発表。 image

新年から新しい創作を: Maxon Oneの1月リリースとして、RedshiftとZBrushの統合などを発表。 アップルシリコン、Windows、そしてiPadで高性能なデザインを - ZBrush、Forger、Red Giantのアップデートで創造性が広がる

ドイツ、バート・ホンブルク 2023111 – エディター、映画制作者、モーションデザイナー、ビジュアルエフェクトアーティスト、あらゆるタイプのクリエイター向けのプロフェッショナルソフトウェアソリューションを開発するMaxonは、本日、ZBrushとForgerのメジャーアップグレード、Red Giant Trapcodeのキーパフォーマンスのアップデートを含むMaxon One製品の刺激的なアップデートを発表しました。業界標準のデジタルスカルプトソフトウェアであるZBrushの最新アップデートは、Redshiftの統合の最初のステップとして、高品質なレンダリングの作成、新しく強化されたスカルプトワークフローの探求、そしてM1およびM2搭載Macの能力を活用するためのアーキテクチャの変更を実現する劇的な発展を遂げています。Forgerは、サブディビジョンサーフェイスや対称を含む完全なモデリングツールセットにより、スカルプトにとどまらず、iPad上でのクリエイティブな機能を拡張し続けています。Red Giant Trapcodeは、Adobe After Effectsで劇的なパーティクルシミュレーションを作成するアーティストにとって重要なパフォーマンスの改善をもたらします。

「RedshiftのZBrushへの統合は、アーティストにこれまで想像もできなかったレベルのパワーと柔軟性をもたらします。これはMaxonの大きなマイルストーンであり、すべてのアーティストやクリエイターがRedshiftにアクセスできるようにするという我々の目標を達成するものです。今回のアップデートでは、アーティストが創造性の限界を超え、ビジョンを実現するための新機能やワークフローを多数搭載しています。」とMaxon CEOであるDavid McGavranは述べています。


ZBrushの最新機能を実際にご覧いただけるように、Maxonチームは1月中に関連の特別ライブストリーミングイベントを開催します。最初のイベントとして、2023年1月12日午前4時(日本時間)に行います。

  • ZBrushに搭載されたRedshift:

    Maxonの開発チームは、ワールドクラスのレンダリングをZBrush内で直接実現。Redshift統合の最初のステップとして、サブサーフェススキャッタリングと発光ライト生成で高品質な画像をレンダリングする素晴らしい新しいワークフローを提供します。Redshift for ZBrushはStandard、Matcap、Redshiftマテリアルをサポートし、金属の質感やガラスのコースティクスを生成しリアリズムを向上させます。Maxon Oneの加入者は、レンダリングにNvidiaとAppleのGPUのフルパワーを利用することができ、すべてのサブスクリプションユーザーは、互換性のあるシステムでCPUを使用すればピクセル単位で一致する結果が得られます。

  • 新規および改善された スカルプトツール:
    • スライムブリッジ:

      ZBrushのマスキングシステムを使って複雑な幾何学的に接続し、2か所のマスクの間をデザインします。テンション、ブリッジ、毛管、ブランチのコントロールにより、2つのサーフェス間にスライムの粘液のようなものを簡単に作成できます。

    • Sculptris Pro:

      重要な部分をより詳細に! この強力なツールに追加された最新機能により、アーティストはスライダーを使って、必要な部分のメッシュ密度を上げると同時に、三角形のサイズを小さくすることができるようになりました。

    • ダイナミックシンメトリ:

      ローカルシンメトリは、ZBrush内のギズモを利用し、モデルを中心軸からずらしながらZBrushワークスペース内でシンメトリを保つ方法を提供します。また、ZBrushのワールドスペース内の任意の場所にあるアセットの配置を操作しながら、シンメトリラインのアクションを制御できます。

    • マスク領域:

      自動領域のおかげで、複雑な形状を簡単にマスクすることができます。単純な図形や複雑な図形にインジケータを描くだけで、塗りつぶすべき領域を決定し、ボタンを押すだけで複数の領域をマスクすることができます。

    • 最後の操作を適用:

      全サブツールに最後の操作を適用機能は、ZBrushツールパレット内の複数のサブツールに、マテリアル属性、カラー情報、その他の「アンドゥできない」操作をボタンクリックで適用することができます。

    • Zリメッシャー リトライ / ポリペイントを保持:

      業界最高の自動リトポロジーは、異なる設定の結果を保存して比較できるオプションによって、さらに改善されました。ポリペイントを保持する新しいオプションにより、制作のどの時点でもメッシュを最適化することができます。

    • クリースエッジ UVアンラップ:

      クリースエッジは、UVマップ生成のためにUVシームを配置すべき最も効率的なハードエッジと「クリース(折り目)」を自動的に検出します。


サブディビジョンサーフェイス: iPadで使えるForgerの機能が拡張され、アーティストはスカルプトにとどまらず、どこでも制作できるようになりました。サブディビジョンサーフェイスや対称など、完全なポリゴンモデリングツールセットにアクセスできるようになりました。


パフォーマンス重視の一環として、MaxonはParticularに若干の改良を加えました。最適化された新しいワークフローにより、AEコンプでエミッターを任意の3Dレイヤーにリンクさせることができ、パーティクルシステムのセットアップがより効率的になりました。また、アニメーションしたPhysics Time Factorを使用する際のパフォーマンスも最適化され、Formパーティクルのメモリ管理も改善されました。


Maxonは、サブスクリプションユーザーの創造力を刺激し手助けする素晴らしいカプセル素材を定期的に提供し続けています。Redshiftに最適化された75種類以上のモデル、30種類のRedshiftマテリアルとして木目、金属、液体、さらにMaxon One専用のマテリアルも30種類追加されています。Rocket Lassoと共同で作成された新しいWave Splineプリミティブにより、Maxon One加入者は、オシロスコープ、サウンドフォーム、その他のアニメーション波形をシミュレートできます。


すべてのアップデートは、Maxon AppとMaxonのウェブサイトからすぐに利用できます。

ZBrush Upgrade FAQ