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MaxonとRedshiftがApple WWDC基調講演で紹介 3Dグラフィック性能を向上させるための新しいMac ProおよびPro Display XDRのための3D開発サポート

2019年6月3日、カリフォルニア州サンノゼで開催されたアップルワールドワイドデベロッパーズカンファレンスで、この秋に発売になるパフォーマンスの向上させるまったく新しいMac ProワークステーションとPro Display XDRをサポートすることにより、Maxonが同社の基調講演で紹介されました。

Appleによると、「……まったく新しいMac ProとPro Display XDRは、Appleがこれまでプロの顧客に提供してきた中で最も強力なツールで、プロのワークフローを永遠に変えるでしょう。」と語っています。

アップルの開発パートナーとして、Maxonのパフォーマンス向上について引用すると、「…Cinema 4DのGPUレンダリングパフォーマンスは、Nvidia Quadroカードを3枚搭載したWindowsワークステーションよりも20%速い」と言われています。

Appleのハードウェアアクセラレーション付き3DグラフィックインターフェースであるMetalに最適化されたMacにRedshiftレンダリングエンジンを搭載するというMaxonのコミットメントの発表は、さらに興奮させました。

「新しいMac Proの驚くべき性能を利用して、Redshift for Metalを開発することにわくわくしています。そして、Mac Proに最適化された最初のバージョンを年末までに提供するためにAppleと協力しています」 とMaxonのCEOであるDavid McGavranと語っています。「また、Cinema 4DのMetalサポートも積極的に開発しています。これにより、Macユーザーに最も複雑なコンテンツ作成のための迅速なワークフローを提供することができます。」

マクソンは、最も要求の厳しい3Dコンテンツ作成タスクのパフォーマンスを提供するために、Macプラットフォームにおけるさまざまな『初』の歴史を持っています。 Cinema 4Dは、Mac上でマルチプロセッシング機能を提供した最初の3Dパッケージであり、Appleの新しいIntel搭載Mac用のUniversal Binaryとしてリリースされた(Apple Universal Binaryバージョンの独自ソフトウェアがリリースされる前であっても)初のプロ向け3Dグラフィックアプリケーションであり、Mac上で64ビットアーキテクチャを初めてサポートしました。さらに、Cinema 4Dは長年にわたり、Macworld誌から「ベスト3D&ビデオソフトウェア賞」を何度も受賞してきました。

本日のAppleからの発表の詳細については、こちらをご覧ください。