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未来からきた兵士のインターンシップ 未来の兵士がオフィスでインターンに? Brennan Ieyoub氏がCinema 4Dを使ってUbisoft社のユーモアたっぷりの映像を制作。

Ubisoftの新しい三人称視点のシューティングゲーム『Tom Clancy’s Ghost Recon』の兵士がオフィスにインターンに来たら、どんなことになるか想像できるだろうか。サンフランシスコを拠点に置く映像プロデューサーのBrennan Ieyoub氏は、そんなもしもを映像にした。作品名は「Ghost Recon: Future Intern」で、今年のはじめにリリースされたTom ClancyゲームシリーズのプロモーションでIGN(Imagine Games Network)のため制作された。

Ieyoub氏は、自身の会社であるLaye Media社を2011年に立ち上げる前に7年間IGNで働いていました。そんな彼は、兵士がゲームの世界の抜け出し、IGNでインターンとして働き出したというストーリーの映像をわずか2週間で制作した。コンセプトと台本に加えて、彼はMaxonのCinema 4Dと Adobe After Effectsを使って2Dと3Dのモーショングラフィックスのすべてを制作。

目標は、IGNのオフィスカルチャーを少し取り入れつつ、ゲームに忠実におもしろいパロディの制作だった。厳しい締め切りの中、Ieyoub氏は撮影は一日で終えたのです。というのも、Ubisoftがゲームのプロモーション用の実写版の映像に使われたリアルな小道具やコスチュームが、まだオフィスにあったのでそれを使うことで、簡単に撮影できたからだ。

彼は自分をより学ばなければいけないCinema 4Dの学生だと考えていたので、Ieyoub氏は映像にビジュアルエフェクトにCinema 4Dを使うことは考えていなかった。その考えがかわったのは、未来のインターンの肩越しにヘリコプターが飛んでいくシーンなど、撮影でいくつか問題が発生したためだ。当初のプランでは、彼のスマートフォンを使ってクワッドコプターのParrot AR. Droneを俳優の肩越しでラジコンのヘリを飛ばすつもりだった。

Ieyoub氏はリビングでかなり練習をしていたにも関わらず、撮影日にドローンは、離陸して、天井に向かって飛んでいく前に、床でバラバラになってしまいました。

「その時はとてもショックでしたが、私はなんとかCinema 4Dでエフェクトをつけることにしました」と笑いながら彼は話した。 それから彼は、Parrot AR.Droneのフリーモデルをネットで見つけたあと、彼は無人航空機に改造した。

郵送物をみんなの机に届けるシーンで、コミカルでドラマティックに配達するシーンのエフェクトを作るのにCinema 4Dは重宝したという。当初は、カメラの外からアシスタントが箱を投げてそれを撮影していたがうまくいかなかったので、Cinema 4Dで箱をモデリングすることに決めたという。「代替のジオメトリを使って、物理シミュレーションで投げて落ちるにしたよ」

Ieyoub氏のCinema 4Dを使って、Youtubeのたくさんのチュートリアルに助けられて成功へと導いた。そしてAfter Effectsユーザとしての経験があったので、この2つのソフトウェア間のスムーズな互換性はとても助かっという。例えば、カメラを連携でき、行ったり来たりするのがとても早く簡単にできたからだ。

「もちろん、私が行った方法よりもさらにスマートなものがあることでしょう。しかし、その日の終わり、私はビデオの仕上がりは良かったし、Ubisoftの人々もそれを見て本当に幸せそうだったのです」


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