MoGraphの基本

すぐに動き出す!

Cinema 4DのMoGraphは、フライングロゴからアブストラクトを簡単に作成で入るツールとして、モーショングラフィックス・アーティストが熱狂しているツールです。オブジェクトを多数複製やテキストを押し出しがわずか数クリックできできます。エフェクタを追加、組み合わせることで、キーフレームなしでモーションなどを加えられます。Cinema 4Dに完全に統合されているので、すばやく簡単なワークフローになっています。そして、すべての機能は、完全にインタラクティブで非破壊です。

MoGraphの真髄は、シンプルでありながら強力なクローナーツールです。どんなオブジェクトでもリアルタイムで複製して、それらを線形や放射状、グリッド、オブジェクトやスプラインに沿って配列できます。

オブジェクトのクローンは、オブジェクトのポイントやエッジ、ポリゴンの中心、サーフェイスに沿ってランダムに配置できます。キーフレームでクローンの数や感覚なども調整できます。

また、オブジェクトを積み重ねたり、ランドスケープ上に配置したりといった操作も簡単に行えます。 内蔵ブラウザには、クローナーですぐに利用できる新しいアドバンス分布が追加され、すぐに必要な分布が見つかるようになりました。 スプラインに沿ってさまざまなサイズのオブジェクトを重ならないように分布するオプションや、ピラミッドや六角形の2Dグリッドにクローンを配置するオプションにより、かつてないほど制作の可能性が広がります。 シーンノードシステムを使えば、上級ユーザーは数百種類のノードを組み合わせて独自の分布を作成でき、自分のアイデアを自在に形にすることができます。クリエイティビティに限界はありません。

スタック分布により、さまざまなサイズのオブジェクトを重ねることができます。

ビーズ分布により、スプラインに沿ってさまざまなサイズのオブジェクトを重ならないように配置できます。

2Dグリッド投影分布により、オブジェクトを2Dグリッドに配置し、ユーザー指定の面にオブジェクトを投影できます。

スマート六角分布により、六角形の2Dグリッドにクローンを配置できます。

パーテーション分布により、ランダムに再分割された長方形に基づいてクローンの配置を作成できます。

キャノンボール分布により、四角形または三角形ベースのピラミッドにクローンを重ねて配置できます。

Cinema 4Dのシーンノードシステムを使用して、カスタム分布が作成できるようになりました。


あらゆるオブジェクトを MoGraph と組み合わせることで、3D テキストのプロシージャルアニメーション、スプラインベースのロゴの粉砕や押し出し、オブジェクトのリアルタイム変形など、さまざまな表現が可能になります。 各オブジェクトは、モーショングラフィックスアーティストにとってそれぞれ重要な役割を担っており、MoGraph エフェクターによって完全にコントロールすることができます。 エフェクターはあらゆる MoGraph ジェネレーターに適用でき、MoGraph 作品に生命を吹き込む演出を手軽に実現できます。 MoGraph を使えば、Cinema 4D 内のあらゆるものを移動・スケール・回転・モーフィング・カラー操作でき、可能性は無限大です! 数式エフェクターでクローンを数学的に調整したり、サウンドエフェクターを使ってオーディオファイルの周波数スペクトルを適用したりすることもできます。 16のエフェクターは、どんな組み合わせでも利用できるため、アニメーションの可能性が無限に広がります。

シェーダエフェクタは、テクスチャのグレースケール値を使ってクローンを操作します。これを影響させるには、クローンにテクスチャを投影する必要があります。

最初のクローンから最後のクローンまで、設定した操作を(クローンの0から最後まで)補完して適用します。

スプラインエフェクタは、スプラインに沿って配列します。最初のクローンはスプラインの開始点に配置され、最後のクローンはスプラインの最後に配置されます。

ディレイエフェクタは、他のエフェクタによって変化した位置、スケール、角度の動きに対して二次モーションを追加します。