ハッピーなドラムビート image

ハッピーなドラムビート 少しゾッとするけど徹底して楽しめるミュージックビデオをCINEMA 4Dを使ってJob,Joris & Marieke が制作しました。

オランダのバンド Happy Camperの新曲The Daily Drumbeat に合わせて、シマウマようなストライブ柄の音楽記号のように曲がったかわいい生き物の一団が、屋根から屋根へとパーコースのように走り回ります。レースはすぐにドラムセットを使った恐ろしい椅子取りゲームへと展開。音楽がリフレインするときに、ドラムの後ろに座ることができないと、見えない手によってビルから突き落とされます―プレイヤーが一人ずつ減りながら・・・。

Job,Joris & Marieke はカートゥーンとショートフィルムをこよなく愛するオランダのフィルムメーカーのチームです。彼らのプロジェクトではCINEMA 4Dを使います。CINEMA 4Dを使う理由は彼らが実現したい複雑なビジョンの表現を柔軟性とパワーからです。Job, Joris & Mariekeは、彼らの過去の作品の中では、最近制作された”Mute”で世界中で注目を浴び、有名となりました。このショートフィルムもまた、今回の”The Daily DrumBeat”に通ずるような、すばらしいデザインのキャラクターによるダークユーモアでな作品です。

「音楽はとてもアップビートでしたが、『The drum beat will get you!(ドラムビートがお前を殺すぜ!)』のように、歌詞はダークタッチでした。私たちは不吉なメッセージをこのフィルムで表現したかったのです。これが、どのように、キャラクターを一人ずつゲームから次々と消す見えない手のアイディアを思いついた理由です。」

とJobは言います。

映像には古いフィルムのようなノイズを与えるエフェクトをかけ、ハンディカメラを使って手ぶれのある撮影のようにする必要がありました。だから白黒でたくさんのモーションブラーと被写界深度を使っています。

「これらのエフェクトはすべて都市の景観で構成されているようなシーンにも関わらず、途方に暮れるようなレンダリング時間なしでCINEMA 4Dの標準レンダラーを使って私たちは簡単に制作することができました。私たちはまたいくつかのトリックを使いました」とJobは認めます。

「私たちは空オブジェクトを空に適用するだけではなくシティの景観のパーツにも使いました。これはレンダリング時間が増えすぎることなく、大都会の印象を伝えることを助けています」

しまうまスーツを身にまとったキャラクターはモデリングから、テクスチャ、リギング、アニメーションにわたってすべてCINEM 4Dが使われています。キャラクターの造形はとてもコンパクトであったので、ジグルデフォーマオブジェクトを使って、とても生き生きさせるために彼らの鼻を揺らして動きをつけました。

彼らを有名にした作品’Mute’に続き、’The Daily Drumbeat’でもまた、VimeoのStaff Pickというタイトルを得ることができました。Job,Joris &mariekeがまたすばらしいのは、彼らはグラフィックデザイン分野出身ということです。

「CINEMA 4Dは、3Dアニメーションで最高のスタートを切りたいと思う全ての人に最適です。すべての面で素晴らしいパフォーマンスをするだけでなく、CINEMA 4Dは非常に直感的に使うことができるのです」とJobは言います。


Job, Joris & Mariekes website:
www.jobjorisenmarieke.nl

Happy Camper website:
www.happycampermusic.com