千の言葉

シーンがストーリーを語る - 3DアーティストJosef Bsharahの世界へようこそ

By Meleah Maynard

10代をサウジアラビアで過ごした3DアーティストのJosef Bsharahは、ビデオゲームやマトリクスやロード・オブ・ザ・リング、ブレードなどの映画にハマり、クリエイティブプロセスについて興味を持ち、もっと学びたいと願った。兄からMAXON Cinema 4DとAdobe Photoshopを紹介され、高校の先生からは3Dの基礎を学ぶのを理解するのを助けてもらった。そして彼は、2013年に小さな地元のスタジオで建築モデラーとしてキャリアをスタートさせた。

彼にとって建築ビジュアライゼーションは、3Dやコンピュータグラフィックスのスキルの次に特に力を入れてきたことだ。2017年、Bsharahはフリーランスになり、新しいプロジェクトや異なるプロジェクトを手掛けつつ、多くの時間を自主制作に使い、自分が楽しめる仕事をクライアントからもらえるような魅力を与えるものにした。「私の仕事は絶えず成長し、さまざまな媒体に移行していますが、超リアルな環境の制作やアブストラクトな要素が含まれたショートストーリーなどに進化してきました」

Bsharahから、彼の独特のスタイルのインスピレーションはどこから来るのか、さまざまなスタイルをどうやって試しているのか、ソフトウェアやツールをどう使い分けているのか、キャリア形成について話を聞いた。また、いくつかの彼のプロジェクトと、ストーリーについても取り上げた。

あなたのウェブサイトには、Tungsten、Jade、Voyager Zeroというプライベート作品があります。これらは最近の作品ですか、どのような特徴があるのでしょうか?

 

J.B.: これらのプロジェクトはここ2年で完成させたものばかりです。私は過去にレンダリングしたムードやスタイルを参考にして、その中に収まるものを作成しています。それを環境ストーリーテリングと考えていますが、学びでもあります。今日使用しているツールは、急激に変化、進化しており各ツールやソフトウェアには独自の課題があります。その中でも、Cinema 4Dはアイデアの勢いを保ってくれるので非常に助かっています。特に、Octane Renderと組み合わせると変更がすばやく行えます。

環境ストーリーテリングについてもっと教えてください。 それが最も反映されたプロジェクトはどれですか?

J.B.:それはタングステンですね。それは、環境ストーリーテリングについてもっと学ぼうとして2度目の試みでした。それは慌ただしい路地で、シーンの全体的な混沌具合を表現するディテールが多数あります。思いつく限りのものをCinema 4Dでモデリングしました。また、3Dのインスピレーションには、マーベラスデザイナー、ZBrushを使用してディテールを加えました。ストーリーの背後となる場所や物語とは関係ない部分、たとえば、パイプのつなぎ目のほこりや、古い蜘蛛の巣、壁紙がほとんど剥がれた壁のように、通常気付かない小さなものをたくさん捉えようと苦労しました。

ウェブサイトにあるJadeとVoyager Zeroについても教えてください。

J.B.: Jadeは、世界の小さな部分を視覚化する私の最初の試みの1つでした。一種のサイバーパンクの物語です。私は攻殻機動隊とアキラのような信じられないほど才能のある日本のアーティストたちが作った有名アニメーション映画にいつも釘付けです。あの世界感の視覚化に対する細部へのこだわりは、本当に感心してしまいます。

Jadeは、GPUレンダラーを備えた完全な3Dパイプラインの技術的な限界を知ることができた、素晴らしい練習でした。私は、まず最初にアセット管理、構造、レベルオブディテールを学び、さらに現実世界のリファレンスの勉強とマッチングも学びました。構築とテクスチャ設定のすべてが非常に大きなチャレンジでした。現在、巨大なプロジェクトや大量のコンポーネントを含むプロジェクトが行えるようになったのはJadeのおかげです。

私はVoyager Zeroに1年間費やしました。私はコンピュータグラフィックスで何ができるのか、そして本当に私が時間をかけて自分の仕事にしたいことを見つけたかったのです。作業を行っていくうちに、自分のワークフローやツールも変化していきました。このおかげで自分のキャリアで何に時間を掛けるべきを理解することできました。Voyager Zeroは、ソーシャルメディアで多くの人々に届きました。私はいくつか本当に心温まる手紙を受け取りました。

最近のクライアントワークと、クライアントがあなたの自主制作を通してあなたを見つける方法を教えてください。

J.B.: 多くのクライアントは、ここ2年間の私の自主制作を通じて私を見つけてくれました。多くの場合、彼らが求めているものに似ているものを探しているようなので、個人の作品を外部に出すというのは非常に良いアイデアだと思います。あなたのスタイルを見せることができ、あなたがしていることを気に入ったり、興味を持ってもらえるいいチャンスです。

Quanta MagazineのQuanta magazine氏は最近、量子コンピューティングに関するいくつかの記事を紹介しました。 彼女はInstagramでの作品をフォローしていて、3Dの視覚化の多彩なスタイルを気に入ってくれました。 彼女から、抽象的または超現実的な方法で量子コンピュータを説明する仕事ができるかどうかを知りたがっていました。 それは本当に興味深いプロジェクトでした。何年も私の仕事を支えてくれたすべての人に感謝したいと思います。多くのことは独学でしたが、オンラインCinema 4Dコミュニティとソーシャルメディアのアーティストとの交流は、「良くない出来」という不安に襲われたとき、作品を投稿するだけでとても助けになりました。

Josef Bsharah Website: 
https://www.josefbsharah.net

 

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