2D/3Dハイブリッドアニメーション「鴉 −KARAS-」のテクスチャ作成で、
BodyPaint 3Dが使用される。
その3Dシーンのテクスチャ作成ではBodyPaint 3Dが使用されました。実際の制作について、竜の子プロダクションのCGプロデューサーの今村幸也さんと、CGデザイナーの大岩かおりさんにお話を聞きました。
2話、4話に登場する妖怪などで使用されており、特に「鵺」のテクスチャのほとんどは、BodyPaint 3Dを使って制作されました。
背景の制作にも、使用されています。壊れた靖国通りのシーンでは、多くのがれきや破片のため、UV展開機能と3Dペイント機能が力を発揮しました。通常のビルのようなかっちりしたものであれば、UV展開したものを2Dペイントするのは、それほど苦ではありませんが、UVがバラバラになった状態だと大変です。
BodyPaint 3Dならば、UVのつなぎ目をまたげるのが最大の特長なので、気兼ねなくかけます。
街を見下ろすシーンの街並は、3Dで作成されており、このテクスチャの作成にもBodyPaint 3Dが使用されています。走るバスのアップから街全体を見せるのをワンカットで行っているため、大変大きなシーンになっています。
作業としては、2Dで描かれたものを投影してBodyPaint 3Dで修正ケースや、一から3Dでペイントしているオブジェクトもあります。
BodyPaint 3Dを導入する前は、UV展開してUV情報を元にPhotoshopで作成していました。
BodyPaint 3Dについて、大岩かおりさんは、次のように語っています。
「これまでは、複雑な形状だとUV展開したものにペイントするのが大変でしたが、BodyPaint 3Dだと直接3Dペイントできるので、効率よくストレスもありませんでした」
また、CGプロデューサーの今村幸也さんも「絵が描ける人には強いソフトだと思います。」と語りました。
■鴉 −KARAS-について
竜の子プロダクションの40周年を記念して製作されたOVAシリーズ。東京を舞台に、「鴉」という名のダークヒーローの活躍を描いたアニメ
オフィシャルサイト:http://www.thekaras.net/
■竜の子プロダクション
「みなしごハッチ」「科学忍者隊ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ」などあらゆるジャンルのヒット作品を排出するアニメプロダクション。2008年には「ヤッターマン」が30年ぶりにリメイクされることが決定しています。
http://www.tatsunoko.co.jp/




